カメムシが洗濯物につくのはなぜ!? 対策方法と臭いの消し方を紹介

「洗濯物を取り込んだら、中にカメムシが紛れ込んでいた」なんていう経験はありませんか? カメムシのイヤ〜な臭いが洗濯物や手につくと、その臭いがいつまでも残り、とても不快ですよね。

今回はカメムシの生態や臭いの原因、なぜ洗濯物につくのか、臭いの消し方、対策などを紹介します。

そもそもカメムシってどんな虫?

カメムシの生態
まずは、カメムシはどんな虫なのか、生態や基本情報について説明します。

カメムシとひと言で言ってもイネや果実に害を与える農業害虫から屋内に入り込んで嫌われる不快害虫までその種類は多く、日本国内でも100種類以上が知られています。背中が亀の甲羅のような形をしていることから、カメムシと呼ばれています。カメムシのイメージといえば、やはり、あの強烈な臭いでしょう。

カメムシの発生時期と一生

カメムシは1年を通して見ることができますが、成虫を頻繁に見かけるようになるのは7月から10月です。越冬した成虫は、春になると繁殖活動を始め、5月から8月にかけて産卵し一生を終えます。カメムシの卵は、1週間から2週間で孵化し、その後、何度か脱皮を繰り返し、1か月ほどで成虫になります。このため、カメムシの成虫は梅雨明けから夏後半、秋の始め頃に数が急増します。

その臭さ、自身が死んでしまうほど…

イヤ〜な臭いが特徴のカメムシは、地域によっては「ヘコキムシ」「クサムシ」などと可哀そうな名前で呼ばれています。その臭いたるや強烈で、瓶の中に入れたカメムシが臭いを発し、フタをしてしばらくすると、臭いを発したカメムシ自身が死んでしまうという実験結果もあるほどです。

カメムシは、刺激を受けたり危険を察知したりすると、強烈な臭いを発し、敵を退散させます。また、臭いに含まれるフェロモンにより、仲間のカメムシにも危険を知らせていると考えられています。カメムシの臭いは、「トランス-2-ヘキサノール」という成分によるものです。

カメムシはなぜ洗濯物に付くのか?

カメムシはなぜ洗濯物につくのか
「せっかく、せっかく綺麗に洗ったのに…カメ、カメムシがああああ!」
カメムシに、洗い立ての洗濯物に臭いを付けられたという嫌な経験をお持ちの方もいるでしょう。カメムシは、なぜ洗濯物に付くのでしょうか?

冬越しをひかえたカメムシは、暖かい場所と、白い色、光に惹かれます。ベランダなどに干してある洗濯物は日光を浴びて暖かく、カメムシにとっては魅力的な場所と言えるのです。越冬場所を探すカメムシは集団で行動するため、同時に何匹も止まっていることもあります。特に、秋の晴れた日には、注意したいものです。

洗濯物をとり込む際、カメムシまで一緒に家の中へ入れてしまわないように、くれぐれも気を付けましょう。

カメムシの臭いがついたら…

カメムシの臭いが着いたらどうすればいいのか
ここでは、カメムシの強烈な臭いがついてしまった場合に、取り除く方法を紹介します。

カメムシの嫌な臭いの主成分である「トランス-2-ヘキサノール」は、「親油性」・「揮発性」の物質です。「親油性」のため、油に溶けやすい一方で、水で洗っても臭いは落ちません。また「揮発性」のため、熱を加えると蒸発し、臭いも無くなります。

カメムシの臭い消しに有効なのは、「界面活性剤」です。食器用洗剤や洗濯用洗剤に含まれています。油汚れを落とす効果があり、親油性のカメムシの臭いにも利用できます。手などに臭いが付いた時には食器用洗剤で洗い、衣服やタオルなどに臭いが付いた時には洗濯用洗剤で洗うだけで臭いが消えます。

また、臭いの元は揮発性でもあるので、天気が良い日に日光に当てたり、ドライヤーで熱を加えたりすることによって、臭いは無くなるでしょう。

カメムシを寄せ付けない。予防と対策

予防と対策
ここでは、カメムシを寄せ付けないための予防方法や対策を紹介します。

隙間を作らない

カメムシは夜に電灯にも飛来することがあり、窓のサッシや網戸の隙間などから、室内に侵入します。侵入を防止するためには、窓のサッシに「隙間テープ」などを貼ったり、侵入経路となりそうな場所に予防的に「侵入防止剤」を使用する方法もあります。

待ち伏せ型の殺虫剤

また、カメムシの通り道に事前に吹きかける「待ち伏せ型」の殺虫剤もあります。カメムシは建物の隙間などから室内に侵入しますが、侵入しそうな場所や通り道、カメムシが止まりそうな壁や窓などに、事前にスプレーしておきます。

待ち伏せ型の殺虫剤は、害虫を探して直接スプレーするのではく、事前にスプレーしておくことで、知らぬ間にそこを通った虫を駆除できるので、室内に侵入するカメムシには効果的です。

目の前にカメムシ、テープやペットボトルで捕獲

殺虫剤など準備ができていない中、カメムシに遭遇してしまった際に、駆除ではなく、捕獲する方法もご紹介します。

最も簡単なのは、カメムシを粘着テープで捕獲して、そのまま丸めて捨てる方法です。ただし、カメムシが危険を察知し臭いを発したり、誤って手で触ってしまったりすることもあります。

また、ペットボトルを活用して捕獲する方法もあります。ペットボトルを下から3/4くらいの個所で切り離し、注ぎ口の付いている方を下向きにしてペットボトル本体にはめ込み、テープ等で止めます。これを捕獲容器として使用します。カメムシが容器に落ちたら、出てくる心配はありません。臭いが漏れないように、新聞紙やラップなどで蓋をして密閉しましょう。底に洗剤液などを入れておけば、駆除もできます。

掃除機で吸い込んだり、直接手で捕えたりすることは避けてください。掃除機で吸うと、驚いたカメムシが掃除機の内部で悪臭を出し、掃除機の排気ガスから悪臭が放たれることになります。手での捕獲も、手に悪臭が残ったり、カメムシに噛まれたりすることがあります。カメムシに強い毒性はありませんが、直接手で触ることは、やめた方がよいでしょう。

くん煙剤ならカメムシ以外もまとめて殺虫

最後に「くん煙剤」についてもご紹介します。カメムシはもちろん、家中の幅広い種類の害虫駆除に効果があります。強力な噴射力で、部屋のすみずみまで煙が届き、隠れた害虫にまで、よく効きます。

くん煙剤は、害虫駆除及び、侵入を防ぐために、季節の変わり目や引越し前など、年間を通した定期的な使用がおすすめです。用法・用量を守って使用すれば、乳児や小さな子供がいても安心ですよ。

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カメムシ対策にもバルサン!!

今回はカメムシについて、その生態や臭い、なぜ洗濯物に付くのか、臭いの取り方、対策などを紹介しました。

バルサンでは、カメムシ対策に活用できる商品も取り揃えています。もちろん、カメムシ以外の害虫にも効果があります。

害虫の侵入防止や寄せ付けないための侵入防止剤には「バルサンアミ戸に塗る虫よけ」がおすすめです。塗るタイプは、スプレータイプに比べ、ムラなくしっかり防虫でき、飛び散らないので薬剤を吸い込むこともなく安心です。

害虫の通り道に事前にスプレーし駆除する、待ち伏せ型の殺虫剤には「バルサンまちぶせくんPROスプレー」です。嫌な虫に直接遭遇することなく、高い効果で駆除できます。

家中すみずみまで、幅広く害虫を駆除する、くん煙剤には多くの種類をご用しいています。対象害虫と各くん煙剤の特徴を確認してからご利用ください。臭いが残らず、小さい子供やペットがいる家庭でも安心して使えます。

害虫の生態を理解し、有効な製品も活用することで、害虫の侵入防止・駆除を行い、快適な生活を送りましょう!

レック株式会社

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