赤ちゃん、子ども向けの蚊・虫除け対策を紹介! 虫除け剤の選定ポイントは?

夏が近づくにつれ、見かけることが増えてくる蚊。蚊は、二酸化炭素や熱などに反応するため、大人よりも体温が高い赤ちゃんや子どもが、比較的虫刺されのターゲットになりやすいです。

刺されてかゆみを我慢できずにかきこわしてしまうと、ひどい肌荒れやヒビになってしまうことも……。お母さん・お父さんは、家や公園で我が子のそばを飛び回る蚊を見るたびに、ハラハラしているのではないでしょうか(自分のそばを飛んでいても嫌だ!!)。

私たち大人と同じように赤ちゃんや子どもにも、虫除け対策が必要です。けれど、虫除け剤の中には、6ヶ月未満の赤ちゃんには使えない成分が入っているものや、小さな子どもが使用する際には1日につけてよい回数が決まっているものもあります

今回は、子どもでも安心して使える虫除け剤を探しているお母さん・お父さんに向けて、気をつけていただきたい虫除け対策と虫除け剤の選び方をご紹介します。

蚊に刺されることの危険性って? 赤ちゃんや子どものほうが刺されやすいって本当?

虫刺されの危険性
「そもそも子どもの虫刺されってそんなに気にしなきゃいけないこと? 元気に外で遊んでいたら、蚊に刺されてしまうのはある程度、仕方のないことなのでは……」。親御さんの中には、そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。けれど、虫刺されはプクッと腫れてかゆくなる以外にも、いくつかのリスクが潜んでいるのです。

蚊に刺されることで発症する感染症の危険性

リスクのひとつが、人が蚊に刺されることで感染してしまう「蚊媒介感染症」です。日本での発症は稀ではあるものの、私たちにとってまったく関係のない病気……というわけではありません。

現在、日本国内では高熱や頭痛、発疹といった症状を引き起こす「デング熱」と、高熱にともなって麻痺や意識障害が起こることも多い「日本脳炎」のふたつの蚊媒介感染症の発症例が報告されています。デング熱は日本にも多く存在するヒトスジシマカ(通称・ヤブ蚊)が媒介する病気であり、赤ちゃんがかかってしまうと重症化するリスクが高いとされている、とても恐ろしい感染症です。

多くの蚊媒介感染症はワクチンや専用薬が存在しないため、蚊に刺されない対策を行うほか、できるだけ蚊を発生させず、寄せつけないことが重要になります

蚊が媒介する感染症とは?正しい知識と予防策を紹介

蚊アレルギーの危険性

また、蚊に刺されたときの反応は人によってばらばら。肌の赤みや腫れがすぐに引く人もいれば、アレルギー反応がとても強く起こってしまい、刺された翌日から1週間以上腫れが続いたり、発熱してしまったりする人も……。特に蚊に対する免疫力が低い赤ちゃんの場合、アレルギー反応の強さがわからないため、できる限り蚊に刺されない対策をしてあげることが大切です

蚊は、人が吐き出す二酸化炭素や、汗に含まれる乳酸という物質などを感知して近寄ってくる生きもの。たとえばよく運動をする人や汗っかきな人、もともとの体温が高い人などは蚊のターゲットになりやすいのです。

つまり大人よりも体温が高く、自分で虫刺され対策ができない赤ちゃんや小さな子どもは、比較的蚊に狙われやすいといえます。蚊の被害からは、お母さん・お父さんができるだけ守ってあげなければなりません。

屋内・屋外の虫除け対策

虫除け対策
子どもが大好きな公園や自然豊かな水辺などは、蚊が発生しやすいポイント。また家にいても、気づかないうちに蚊は侵入してきます。ここからは屋内と屋外それぞれで蚊を寄せつけないための対策法を紹介します。

「屋内」では、蚊の侵入をできるだけ防いで!

当たり前ですが、家の中にはできるだけ蚊を侵入させないようにすることが大切。風の気持ちいい季節はつい窓を開け放したくなるものですが、その際には蚊の侵入を防いでくれる強い味方、網戸を忘れないようにしましょう。また、設置型の虫よけ剤をお部屋に置いたり、吊り下げ型の虫よけ剤を玄関先やベランダなどに吊るすことも効果的です。

「屋外」では、服装に注意&虫除け剤を上手に使って!

屋外で蚊に刺されないようにするには、まず服装に気をつけましょう。長袖や長ズボンなど肌の露出の少ない服装が理想的ですが、真夏に長袖はちょっとつらいですよね……。蚊は人間のように色を認識できず、白と黒のみを認識していると考えられています。中でも黒い色に寄る傾向にあるため、黒やネイビー色の服を極力避けるだけでも、蚊対策となるでしょう。

また、気温が下がってくる夕方などに子どもが羽織れるよう、白い長袖のカーディガンなどを携帯しておくのもおすすめです。虫除け剤も、もちろん効果抜群。子ども向けの虫除け剤の気になる選び方は、このあと詳しく説明しますね。

蚊を発生させないために…

対策として意外と見落としがちなのが、蚊を“繁殖させない”こと。特に、ヒトスジシマカ(ヤブ蚊)は水のあるところで繁殖するため、お庭やベランダに植木鉢の皿やじょうろ、空き缶や空き瓶などを放置してしまうと、少ない水でも蚊がそれを目ざとく見つけてやってきてしまうのです……。ガーデニングをしていたり、ベランダにゴミを置きっ放しにしている場合は、特に気をつけてください。

赤ちゃん&小さな子ども向け、虫除け剤の選定ポイントは?

虫除け剤選定ポイント
赤ちゃんや小さな子どもが使う虫除け剤は、使われている成分とスプレーのタイプをしっかりとチェックしてあげると安心です。詳しい選び方をご紹介します。

イカリジン? ディート? 成分をチェック

虫除け剤の中には、蚊やイヤな虫を寄せつけないようにするための「有効成分」が入っています。その成分は、主に「ディート」と「イカリジン」の2種類。

ディートとは、多くの虫除け剤の主成分として使われている強力な虫除け成分。日本では50年以上、さまざまな虫除け剤に使用され、蚊やマダニ、ヤマビルやトコジラミ、アブやブヨといった多くの害虫に効果を発揮します。

頼りになる存在のディートですが、その強い効果ゆえに、生後6ヶ月未満の赤ちゃんには使用できません。6ヶ月以上2歳未満の子どもは1日1回まで、2歳以上12歳未満の子どもは1日3回までが使用目安とされています

一方のイカリジンは、日本では2015年に認可されたばかりの新しい虫除け成分。虫除け効果としてはディートと同等の強さがありますが、使用するための年齢制限がないため、生後6ヶ月未満の赤ちゃんや小さな子どもでも安心して使えます。効果が確認されている虫がディートよりも少なく、蚊、ブヨ、アブ、マダニの4種類のみではあるものの、お散歩や公園遊びといった普段の外出なら、十分に虫の被害を防いでくれます。

虫除けにはイカリジン! 赤ちゃんにも安心な成分とは

スプレーのタイプは「ミスト」がおすすめ

また、虫除け剤のスプレーには、「ミスト」と「エアゾール」という2種類のタイプがあります。商品数が多く一般的なのは、シューッと勢いよくガスが噴射されるエアゾールタイプ。エアゾールタイプは一度で広範囲に塗布しやすいのが特徴ですが、そのぶん、ガスが肌以外にもかかりやすいため、小さな子どもだと吸い込んでしまうことも……

ミストタイプは、虫除け成分が霧吹きのように出てくる液体噴射型。一度に出てくる量があまり多くないので、肌以外の場所に拡散しにくく、小さな子どもでも使いやすいでしょう。スプレーがかかる範囲が狭いぶん、首のうしろなど、エアゾールタイプだとつけるのが難しいところにもシュッとひと吹きしやすい、というメリットもあります。赤ちゃんは手を舐めてしまう可能性があるため、手への塗布は避けましょう

また、エアゾールタイプは200ml以上の大きなタイプが多いですが、ミストタイプは携帯性に優れたミニサイズも多いのがうれしいところ。お母さん・お父さんのバッグに常にひとつ入れておくと、いつでもどこでも家族みんなで安心して使えます。

虫除け剤の効果的な使い方

虫除け剤 ポイント
イヤな虫を遠ざけてくれる強い味方・虫除け剤も、使い方を間違えるとその効果は半減してしまいます。最後に、虫除け剤の正しい使い方を確認しておきましょう。

塗り残しに注意

出かける前にサーッと虫除けスプレーを体の前に振りかけて、さあこれで準備万端! ……なんて使い方はしていませんか? 虫除け剤は、露出している肌ぜんぶに塗るのが理想的(目や口の周りは避けてくださいね)

手、足、首元など何箇所かにスプレーしたあと、まんべんなく塗り広げるのがおすすめです。特に、首のうしろや膝の裏は忘れがちなので要注意。小さなお子さんは自分で塗りたがるかもしれませんが、最後は塗り残しがないか、お母さん・お父さんがチェックしてあげましょう。

2〜3時間後に塗り直す

一度スプレーをしても、汗をかいたり長時間にわたって紫外線を浴びたりすると、せっかくの虫除け成分は落ちてしまいます。長時間外にいるときは、虫除け剤を塗布してから2~3時間後を目安に塗り直すようにしましょうただし「ディート」配合の虫除け剤は、子どもの使用回数に制限があります。キャンプなどで半日以上屋外にいるときには、「イカリジン」配合の虫除け剤がおすすめです

日焼け止めと一緒に使うときは、虫除け剤があと

夏場に虫除け剤と一緒に使うことの多い日焼け止め。「日焼け止めと虫除けを一緒に塗ったら効果が薄れちゃうかな……?」と悩んだことのある方もいるかもしれませんが、大丈夫。併用してもそれぞれ、きちんと効果を発揮してくれます。

ただし一緒に使うときには日焼け止めが先、虫除け剤はあと、という順番がおすすめ。日焼け止めがしっかり肌になじんだあとに、虫除け剤を上から塗ってくださいね。

赤ちゃんや小さなお子さんには、イカリジン配合、ミストタイプの『スキンバルサン』がおすすめ

小さな子どもや赤ちゃんが虫除け剤を使うときには、その成分やタイプの選定に少しだけ注意が必要です。蚊が増える時期に備え、しっかりと予防しましょう。

バルサンでは、赤ちゃんでも安心して使えるイカリジン配合&小さな子どもでも自分でも塗りやすいミストタイプの虫除け剤、『スキンバルサン ガードミストウォーター』を販売しています。蚊の多い場所でもお子さんを安心して遊ばせたい! というお母さん・お父さんは、ぜひ使ってみてくださいね。

レック株式会社

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