インフルエンザの流行時期はいつ?ピークは毎年違う?予防方法や症状を紹介

間もなく、インフルエンザの流行シーズンが到来します。日本では、毎年約1,000万人がインフルエンザに罹患すると推定されています。今年は、あわせて新型コロナウイルス感染症も引き続き流行が懸念され、例年以上に注意が必要です。

赤ちゃんや小さい子供を抱えるご家庭では心配がつきませんよね…。

そこで、今回はインフルエンザについての基礎知識から流行時期、対策までをご紹介します!

インフルエンザとは?A型・B型・C型は何が違うの?

インフルエンザの症状
インフルエンザは毎年冬頃になると流行し、その年の流行型などが発表されます。
そもそも、インフルエンザは風邪とどう違うのでしょうか?インフルエンザの型による違いは何なのでしょうか?インフルエンザの特徴について説明します。

インフルエンザの症状とは。風邪との見分け方は?

インフルエンザ 風邪
症状 ・高熱(38〜40度)

・全身症状
(頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感など)

・局所症状
(のどの痛み、鼻水、くしゃみ、咳、など)

・発熱

・局所症状
(のどの痛み、鼻水、くしゃみ、咳、など)

症状の進行 急激に発症(1~2日の潜伏期間) 比較的ゆっくり発症
流行の時期 12~3月(1月~2月がピーク)

※4月、5月まで散発的に続くことも

年間を通じて。特に季節の変わり目や疲れているときなど

(政府広報オンライン「暮らしに役立つ情報」を参考に作図)

インフルエンザと風邪は、のどの痛みや咳、発熱といった症状が似ていますが上図のように異なっています。インフルエンザは1~2日の短い潜伏期間ののち発症し、高熱・頭痛・筋肉痛など全身症状を示します。

インフルエンザA型・B型・C型は何が違う?

インフルエンザの原因となるインフルエンザウイルスは、大きく分けて、A型、B型、C型の3つに分類されます。季節性インフルエンザとして毎年流行を繰り返しているのは、A型とB型のウイルスです。

A型インフルエンザウイルスは、他と比べ症状が激しい型です。「インフルエンザ」と聞いてイメージするような、38度以上の発熱や関節痛・筋肉痛など強烈な症状が出やすい型です。通常は一度インフルエンザにかかると免疫が体内に作られますが、A型は抗原性の組み合わせによって亜型分類されます。それまでヒトに感染したウイルスと異なる型が出現すると、ヒトには免疫がないため世界的大流行(パンデミック)が引き起こるのです。

新しい例では、2009年に世界的な大流行が起こり、罹患患者数は推定で1億人以上、死亡者は17,700人以上と報告されています。

B型インフルエンザウイルスは、ウイルの構造的にはA型と同じですが、変異はほとんどおこらず、ヒトが宿主となり世界的流行を起こすこともありません。

C型インフルエンザウイルスはA・B型と構造が異なり、症状は比較的軽いです。一度、免疫を獲得すると終生その免疫が持続すると考えられており、多くの大人が免疫を持っています。そのため大人は感染しにくく、4歳以下の幼児の感染が多いという特徴があります。

重症化のリスクが高い人の特徴

インフルエンザで注意すべきは、重症化です。重症化しやすいといわれるのは、呼吸器系や循環器系などの基礎疾患のある方、高齢者、幼児、妊婦などです。

重症化すると、最悪の場合死亡することもあります。重症化を防ぐためにも、早期治療が大切です。インフルエンザを疑う症状が出た場合には、早期に受診しましょう。

インフルエンザの流行時期は?なぜ流行するの?

インフルエンザの流行時期
インフルエンザの感染の特徴や、流行のメカニズムについて説明します。

インフルエンザはなぜ流行するの?

インフルエンザウイルスは、乾燥した空気と低い気温という条件が重なった環境下で活発になります。インフルエンザが冬に流行しやすいのはこのためです。

インフルエンザウイルスの感染経路は飛沫感染と接触感染の2つ。

飛沫感染は感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出され、別の人がそれを口や鼻から吸い込むことで感染します。学校や劇場、満員電車など、人が多く集まる場所では特に注意しましょう。

接触感染は、感染者がウイルスの付着した手で周りの物に触れてウイルスが付き、別の人がその物に触り、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなどに注意が必要です。

感染経路の種類とは? シーンに合わせた適切な予防が大切です

例年のインフルエンザ流行時期

インフルエンザの流行は、例年11~12月頃に始まり、1~3月にピークを迎えます。しかし、年によっては夏を過ぎた頃から感染者が増加する場合もあります。

自治体などが発信する、患者の報告数や検出されたインフルエンザウイルスの型、エリア別の流行状況などの情報を確認し、流行の時期やエリアを避けて外出するなど、予防を心がけましょう。

インフルエンザの流行前に予防接種を

予防接種
重症化しやすい方々はもちろん、そのご家族も、インフルエンザの流行前には予防接種を受けるようにしましょう。ここでは予防接種の効果と対象年齢、接種状況を紹介します。

インフルエンザの予防接種の効果とは

毎年、厚生労働省指導の元、そのシーズンに流行が予測されるウイルスに合わせて、インフルエンザの予防接種が行われます。予測技術は高まってきているもののウイルスも進化するため、必ずしも予想した型が当たるわけではありません。
また、ウイルス自体が変異を繰り返しているのでワクチンの効果が十分に得られないことも起きています。

しかしながら、予防接種により発病の可能性を減らすことができ、「重症化を予防」することが期待できます。

1回?2回?予防接種の回数と受けられる年齢は?

インフルエンザの予防接種は、生後6ヶ月以上の乳児から高齢者まで受けられます。13歳以上の方は1回接種、13歳未満の方は2回接種が原則です。1回3000円~5000円くらいですが、健康保険組合や自治体から補助金が受けられる場合もあるので、確認してみてください。

2020年の予防接種状況は

新型コロナウイルス感染症の流行が見込まれる今年は、インフルエンザワクチンの需要も高まることが予想され、過去5年で最大量のワクチンが供給される予定となっています。病院ごとの方針も確認したうえで、受けるようにしてください。

インフルエンザ感染を防ぐためにできること

インフルエンザ対策・予防
インフルエンザウイルスの感染予防のためには、飛沫感染対策・接触感染対策の両方が必要です。新型コロナウイルス感染症の対策にもなるので、徹底しましょう。

マスク着用と咳エチケット

人が集まる場所では必ずマスクを着用し、使用後のマスクは放置せず、使い捨てマスクであればゴミ箱に捨て、洗えるマスクであればキレイに洗い清潔に保ちましょう。マスク専用の除菌製品の使用も効果的です。

次に「咳エチケット」です。くしゃみや咳の飛沫は、1~2メートル飛ぶと言われています。マスクを着用していない時にくしゃみや咳をする場合は、ティッシュなどで口と鼻を覆い、飛沫が他の人にかからないようにしましょう。口と鼻を覆ったティッシュはすぐにゴミ箱に捨ててください。

手洗い・手指の消毒

日常的に触れるさまざまなものにウイルスが付着していると、それらに触れることで自分の手にもウイルスが付く可能性があります。手から口や鼻を介したウイルスの体内侵入を防ぐため、外出先から帰宅した時や調理の前、食事前などこまめに手を洗うよう心がけましょう。

手洗いができない場合には、手指の消毒。可能であれば、手洗いと手指の消毒を組み合わせて行うことを推奨します。

基本的な予防+クロラス酸

インフルエンザを防ぐためには、マスクの着用・咳エチケット、手洗い・手指の消毒などを徹底し予防接種も検討してください。

さらに、ドアノブや階段の手すり、照明のスイッチなど、家族みんなが触れる場所はこまめに消毒しましょう。除菌製品にはさまざまな種類がありますが、特に子供やペットがいる家庭では、「クロラス酸」という食品添加物としても使用が認められている優しい成分をおすすめします。
「クロラス酸」は幅広いウイルス・菌に効果を発揮しますが、最近では新型コロナウイルスへの不活化効果も確認できました。

また、手肌に優しい弱酸性で皮膚や目への影響が少なく、アルコールと異なり引火の恐れも無いため、安心してご使用いただけます。

クロラス酸による新型コロナウイルスの不活化が確認できました

感染症にはバルサンプラス!

インフルエンザについて、さまざまな特徴を確認してきました。新型コロナウイルス感染症の予防と重なることもあるので、あわせてしっかりと予防したいものです。

バルサンでは、感染症を予防するための研究を重ね、さまざまな商品を開発してきました。ウイルス除去には、クラロス酸配合の「バルサンプラス クロラスバリアシリーズ」がおすすめです。「クラロスバリアシリーズ」には、ミストタイプ、スプレータイプのほか、シート用スプレーがあり、安全にしっかりとウイルス対策ができます。また、食品添加物製剤として発売されているキッチンスプレーは、食品や調理器具、調理者の手指に直接使用できます。また、マスク用の除菌スプレー「マスクキレイ」も効果的に活用してみてください。

感染症予防に細心の注意を払い、自分や大切な家族を感染症の脅威から守り、快適で健康な暮らしを送りましょう!

小林寅喆(いんてつ)先生

この記事の監修者

東邦大学

小林寅喆(いんてつ)先生

東邦大学 看護学部 感染制御学 教授
レック株式会社 バルサン事業本部 技術アドバイザー

レック株式会社

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