家の中にアリが! 駆除の方法、対策を紹介

家の中にアリが入ってきた、そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。床や机の上をはっているアリの行列を見た時にはギョッとしますよね。アリはその場で一掃しても、何度も家に侵入してくる困った存在です。

今回は、アリの効果的な駆除方法や予防策をご紹介します。

敵を知る。アリの種類や発生環境とは?

アリの種類
まずは、アリの基本情報について紹介します。

家に発生するアリの種類

アリは、なんでも餌にする「雑食性」と、蜜や砂糖を餌にする「吸蜜性」で大きく分類できます。種類と特徴は以下の通りですが、家に発生するのは主に雑食性のアリです。

  種類 特徴
雑食性 トビイロシワアリ
イエヒメアリ
オオズアリ
ルリアリ
・あらゆるものを餌とする
・虫の死骸を好んで食べる
・蜜や砂糖もなめる
・エサを持って運ぶ
・人家周辺に多い
吸蜜性 アミメアリ
トビイロケアリ
・蜜や砂糖を好んでなめる
・エサを持って運ぶ習性はあまりない
・雑木林などの自然の多い場所に多い
・人家にいることが少ない

 

アリが発生する時期や環境は?

多くのアリは春から夏にかけて活発に動き、気温が下がると越冬の準備をし活動が鈍くなります。暖かい時期は、休憩をとりながらも基本的には24時間体制で、夜でも活動、夜に活発化する種類もあります。

アリが家に侵入してくる目的はエサの確保です。特に家でよく見られる雑食性のアリは、さまざまなものをエサとします。アリはエサを見つけると、フェロモンを出して仲間を呼びます。仲間の出すフェロモンをたどっているため、アリは行列になるのです。

シロアリはアリじゃない!?

ここで、シロアリについても触れておきましょう。シロアリは木材を食べるため、家に発生すると、家を支える柱や床下の木材がダメージを受け、大きな被害に繋がる可能性があります。シロアリ被害が、震災や台風で家が倒壊する原因の1つになるとも言われています。

「シロアリは、白いアリじゃないの?」と思っていらっしゃる方が多いと思いますが、実は、アリとシロアリは、似ているようで全く異なります。シロアリは、アリというよりゴキブリに近い生物です。シロアリはアリの餌になるため、シロアリが増殖するとアリの侵入を招く恐れがあります。

被害が家全体に広がっている場合などは、専門業者に駆除を依頼した方がよいでしょう。

どこから!? アリの侵入経路

アリの侵入経路
次に、アリの侵入経路について紹介します。

アリは、小さな壁の穴や隙間などから家の中に侵入してきます。勝手口のドア下の隙間や換気扇フードの隙間、窓枠の角やサッシの隙間など、ほんの小さな隙間さえあれば侵入してくる厄介者です。床下にアリの巣が作られていることもあります。特に古い建物の場合は、隙間が多くどこからでも侵入してきますので、注意が必要です。

また、マンションの高層階に住んでいても油断はできません。アリは、排水口や外壁をつたってマンションのベランダに侵入してくることもあります。高層階マンションに侵入してきたアリは元の巣に帰ることは少なく、ベランダに置いた植木鉢などに新たに巣を作る可能性もあります。ベランダには食べ物を置かず、いつも清潔に保ちましょう。植木鉢の下なども定期的にチェックしてみてください。

効果的なアリ対策!

アリ対策
アリを家の中で見つけたら、どうすればよいのでしょうか。ここでは、効果的なアリ対策を紹介します。

アリ発生の要因と侵入口を見つける

家の中にアリが発生した場合、まずは発生の要因を見つけましょう。アリが家に侵入する目的は、餌です。餌となる食べ残しや生ゴミなどを特定し、取り除くことが重要です。

次に、アリがどこから家の中に入ってきたのか、侵入口を見つけます。特にアリの餌となるものが多い台所の勝手口や窓は、侵入口となる可能性が高いです。

アリの駆除方法

集団で活動するアリの駆除には、殺虫剤が有効です。即効性の高いスプレータイプや、グルーミング(自身や仲間をなめて身づくろいをするというアリの習性の1つ)を利用した遅効性タイプの殺虫剤などがあげられます。

駆除しても同じ場所でアリが発生する場合、アリがその場所にマーキングをしているかもしれません。家の中に出現するアリの多くは、餌をその場で食べずに巣の中に持ち帰ります。その際、餌を拾った場所にマーキングを施し、別の日に仲間を引き連れて取りにやってくることがあります。

発生したアリを駆除するとともに今後の侵入を防ぐために、侵入口に薬剤を噴射しておくなど侵入口の対策も忘れずに行いましょう。可能であれば、侵入口となった隙間を埋めてしまうとよいでしょう。また、高い頻度でアリを見る場合や、数が多い場合は、巣ごと駆除することをおすすめします。

アリの巣を駆除

アリの巣を駆除すれば、根本的なアリ対策になります。

まずは、巣がどこにあるかを特定することが必要です。アリが巣を作りそうな場所やアリ塚などを参考にしながら見つけましょう。アリの行列をたどっていくのも良いでしょう。

確実に今すぐ退治したいという場合は、スプレータイプの殺虫剤が有効です。手っ取り早く駆除したいのなら、熱湯を注ぐのもよいでしょう。

巣が発見できない場合は、アリの行列に毒餌を置きます。アリが巣に餌を持ち帰る習性を利用し、巣ごと駆除できます。

予防方法

アリを駆除すると共に、アリが発生にくい環境を作ることも大切です。

まずは、部屋を清潔に保つことが重要です。台所周辺の生ごみ、食べかすなどをきちんと片付けましょう。小さなお子さんや室内でペットを飼っている家庭は、こまめに掃除機をかけるとよいでしょう。使った食器を長い間放置したり、食品の封を開けっぱなしにしたりすることも厳禁です。生ごみもアリが発生しやすいポイントです。生ごみはすぐに処理し、ふたの付いたゴミ箱に入れましょう。特に台所周辺をきれいにすることで、アリのみでなく他の害虫の発生を防ぐこともできます。

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次に、アリの侵入口となりそうな隙間を埋めておくとよいでしょう。アリは少しの隙間からでも侵入するので、サッシの歪み、床・壁の隙間などは塞いでおきましょう。小さな隙間であれば、ホームセンターのDIYグッズで対応可能です。

アリ対策に「バルサン」!!

今回は、家の中に侵入するアリについて、対策や予防方法を見てきました。

バルサンの「まちぶせくんPROスプレー」をアリの侵入口や通り道にスプレーすることで、アリの侵入を効果的に防止し、駆除できます。またくん煙剤(雑品)を使用すると、アリのみならず幅広い不快害虫を一網打尽にできます。また医薬品のバルサンではゴキブリやダニなど、家の中の衛生害虫を一網打尽にできます。バルサンのくん煙剤は、使用方法をきちんと守れば、小さな子どものいる家庭でも安心してお使いいただけます。定期的に使用して、害虫の発生を抑制しましょう。

アリをはじめ、家の中に発生する害虫をしっかり退治・予防して、快適な環境を守りたいものです。

亀崎宏樹(かめざきひろき)

この記事の監修者

亀崎宏樹(かめざきひろき)

レック株式会社ウェルネス研究開発部

レック株式会社

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